いやあ、もう節分がすみましたね。2月3日でした。どんどん季節は進んで、昼の時間が長くなってきました。季節を分けると書くから「節分」。もうすぐ春。まだまだ寒いですが、カレンダーでは2月4日から春ということになります。そして、春からいいことがありますように、と願う行事がいくつかあります。

まず、太くて長ーい巻きずし「太巻き」を食べることになっています。すごいよ。今回計ったら、太さ5センチ、長さ20センチありました。1本の中に、お正月に食べるような、めでたい材料を全部入れるので、こうなります。おもしろいのは、これを食べるときのルールです。いいですか。

1.年によって決まっている、幸せな方角を向いて食べなさい。えー今年は南南東でした。でも、だれが決めたの?

2.長いおすしを 切ってはいけない。そのまま一本全部食べなさい。…20センチありますよ。

  1. 食べ終わるまで、おしゃべりしてはいけません。…あのさ、もし、のどにお寿司が詰まっても、「お茶ください!」って、言えないのかな。

全く、だれが考えたんでしょうねえ。えーどうも、150年くらい前に大阪の商人が始めたらしいです。あー、さすがですね、大阪人。これはもう、すしを売りたくて発明されたとしか考えられませんねえ。

さて次に「豆まき」をしなければなりません。こっちは歴史がありますよ。神社でもよく行われています。これは、ローストした大豆をまいて、悪いものが入ってこないようにブロックする行事です。コロナ、来るな!って感じですね。

まず「鬼は外」と言って、豆を外にまきます。悪いものをまとめて「鬼」と呼んで、豆でバリアを作ってるんですね。次に「福は内」と言って、今度は家の中に豆をまきます。「福」は幸せです。幸せの神様、豆がまいてあるところを通って、どうそ家の中へお入りください、というわけです。その後、家の中の豆を自分の年の数だけ食べると、その年は風邪をひかないと言われています。10才なら10こね。私は?たくさん!

子どもたちはね、この行事が、大好きですよ。鬼の面をかぶるのは、お父さん。子どもは「鬼は外!」「鬼は外!」とさけびながら、お父さんを追いかけます。家の外まで追いかけます。手には豆。お父さん鬼にどんどんぶつけます。あーうちではね、昔、上の息子が3歳のとき、節分の日にお医者さんに行ったことがことあります。あ、お父さんじゃないです。ぶつけた息子の方です。ぶつけた後で、豆を食べすぎて、お腹が痛くなったんですよね。「鬼は内」になっちゃいましたね、あれは。

あ、そうそう、もうひとつ「鬼は内」をご紹介しましょう。今回面白いアプリを見つけたんです。「鬼から電話」といいます。ちょっと聞いてね。

もしもし赤鬼です。え?また言うことを聞かないんですか。はぁ、今日はどうしたんですか。困りましたね。どうしましょうか。今から行きましょうか。えーっと、おうち、どこでしたっけ。あーその前に電話代わってもらってもいいですか。

「コラァ、言うこと聞かないと、辛い辛い鍋に入れて食べちゃうぞ。言うこと、しっかり聞きなさい。わかったか。」

むっちゃ、こわー!最初、鬼は誰と話しているかわかりますか。小さい子がいる、お父さんやお母さんです。言うことを聞かない子をしかるために、親が、電話通じて「鬼」にしかってもらってるんですよ。2300万ダウンロードらしいですよ。節分じゃないのに。子育て家族向けなんですね。いやあ、びっくりした。令和の「鬼」は大阪人と同じぐらい、商売が上手なんですね。

無題

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