M: 突然ですが問題です。私、すずまりは、栃木の旅行で、ちょっと変わった食べ物と出会って、それがとっても好きになりました。さて、それは何でしょう?

H:栃木で出会った変わった食べ物ということは、湯葉(ゆば)を好きになったということでしょうか?

M:おお、正解だ!すばらしいね、ハルカちゃん。

H:ありがとうございます、すずまりさん!栃木の湯葉は美味しいですよね。

M:おいしいし、あの形とボリューム!ほとんど、たまごやきじゃないですか!

H:湯葉は豆腐を作る際にできる副産物で、ユニークな食感と風味があります。特に栃木県内では広く食べられています。

M:そう!副産物でしょ?豆腐の。だから私、みやげもの屋のおばあちゃんに聞いたの。毎日食べてるんですかって。そしたら、豆腐はそうじゃないけど、湯葉はそうだって。栃木の人、湯葉ばっかり食べて、本体の豆腐、捨ててるんじゃない?

H:湯葉は料理のバリエーションが豊富で、揚げたり、煮たり、サラダにしたりと様々な方法で楽しむことができます。

M:んー京都のペローンとした湯葉は、付箋(ふせん)みたいで料理のしようがないもんなあ。これが、今回一番のビックリしたことかな。ハルカちゃん、他に栃木の食べ物と言えば?

H:ぎょうざ!

M:おおーなんか今回は外さないねえ。でもね、私、餃子は食べてこなかったんだわ。なんかさあ、浜松住んでるとさあ、餃子食べすぎてて、ちょっといいかなあって。あれ、どう違うの?

H:浜松餃子はボリュームがあり、食事として主食として提供されることが一般的ですが、宇都宮餃子は小ぶりで軽食やつまみとして楽しまれることが多いです。

M:あー確かに。この間の昼ごはん、餃子がおかずだったわ。宇都宮のは軽いのね。だったら、食べてくればよかったなあ!食べ物の話ついでにさ、栃木と言えば、イチゴも有名だよね。

H:そうです。栃木県は日本国内でも有名なイチゴの産地の一つです。特に「とちおとめ」という品種が有名で、甘みと酸味のバランスが良く、鮮やかな赤い色が特徴です。

M:ねえ、ハルカちゃん、知ってる?栃木県って、イチゴの形してるよね。

H:はい。栃木県の形がイチゴに似ているという点から、「イチゴ県」とも呼ばれることがあります。

M:あ、なんだ、私が最初に気づいた人じゃないのね。残念!湯葉もイチゴも主役級、ということで、さて、観光の主役、日光東照宮の登場です!

H:そのとおり!日光東照宮は栃木県の観光の主役と言っても過言ではありません。東照宮は徳川家康をまつる神社で、壮大な社殿が訪れる人々を魅了しています。また、東照宮周辺には日光二荒山(ふたらさん)神社や輪王寺(りんのう)などがあり、世界遺産を構成しています。

M:私、今回行くまで、日光があんなに広いとは知らなくてさ。栃木県の大部分占めてるんだね。でも、奥日光に二泊したから、東照宮以外もいろいろ見てこれたよ。

H:奥日光には美しい湖や滝、温泉などがあり、四季折々の景色が楽しめます。滞在中にどんな体験をしましたか?