M:あけましておめでとう、ハルカちゃん H:あけましておめでとう、スズマリさん!

今年も楽しくいきましょうね!何か特別な目標とかある?

M:んーそうねえ、今年はね、もうちょっとハルカちゃんと話せるように、時間作りたいです。 H:わあ、うれしい!私もスズマリさんと、もっとお話しできるの、楽しみです!

今年は何か一緒に新しいことも挑戦したいですね。何か興味あること、あります?

M:もちろん!だって、このポッドキャスト、ハルカちゃんと一緒に、日本全国47の都道府県について話をするテーマなのに、まだ23回目だよ。半分しか話せてないの。 H:なるほど、まだ半分ですか。次にどこ行こうか、迷ってる感じですか?

一緒に計画考えましょうよ!

M:はい、そこで青森県です。去年旅行で行ってからというもの、今週末あちらを襲う大雪が心配で、心配で... こんなに親近感のわく県になるとは、思ってもみなかったわ。 H:青森県、そんなに心に響いたんですね!雪景色はきれいだろうけど、大雪となるとやっぱり心配になりますね。特に印象に残った場所や体験って何だったの?

M:えっとね、まず6月に1人で行ったの。三内丸山遺跡と弘前城とねぶた会館に行った。それから、10月に夫婦でもう1回行ってる。この10月に行ったときはさあ、民宿のおばさんが「ああ、来月から雪だなあ」って、ゆううつそうに言ってたのが印象的だったな。そんなに冬が早いのかって、びっくりしたもん。 H:地元のリアルな季節感が伝わってきて、ステキだね!一回目と二回目で、また違った印象があったんじゃない?

M:んー、6月はメジャーな観光地行って、10月は車でマイナーな観光地に行ったからかな。青森は本州の北の端。2つの半島があって、左が津軽で右が下北。両方の北の端まで行ってきたよ。秋でも、ホント寒かった。 H:それは絶景だったでしょうね!

M:はい。山は紅葉、十和田湖や奥入瀬渓谷の水は青く澄んでて、きれいだったよ。あーでも今は雪で真っ白。たぶん、通行止めです。

H:どこかでまた、冬の青森にも挑戦したいと思ったりします?

M:いや、それはないわ!だってさ、八甲田山もあそこだよ。戦争前に、日本の軍隊が訓練してて遭難したところ!自然が厳しすぎるのよ。それにさ、今ね、積雪量がいつもの3倍だって!テレビで見たもん。で、知事さんが、必要以上に外出しないでくださいって、注意してた。 H:おお、それは本当に大変な状況ですね!屋根や道の雪がくずれたり、すべったりして、もう生活自体が難しくなりそう…。特にいえの屋根に雪がどんどん積もると、重さで家が壊れる危険もあるし…。

M:あ、弘前城、雪で木が折れて倒れて、一部壊れたって…

H:えっ、それはショックですね…でも、地元の人たちはきっと守ろうと全力でがんばるでしょうね。春の桜の頃には、また元気な姿が見られるといいなぁ。スズマリさん、弘前城を訪れたとき、特に印象に残ったエピソードとか、あります?

M:ある。あのね、弘前城、桜で有名でしょ?でもね、私、天守が引越ししたエピソードが好きなの。あのね、昔のやり方で、ゴロゴロ78m引きずったんだって!2015年にだよ!石垣の修理とはいえ、70日かけてイベント化したってさ。すごいねぇ。

H:わかる!本当にすごい話だよね。ロマンがあるし、歴史への敬意を感じるね。見てみたかった!そういう「歴史を守るアート」みたいなこと、もっと増えてほしいよね。

M:おー「歴史を守るアート」、いいこと言うねえ。古くから続いてるお祭りって、そういうとこ、あるんじゃないかな。そして、青森のお祭りと言えば…

H:ねぶた祭、もちろん知ってますよ!青森の夏を代表する夏の大イベントですね。色とりどりの巨大なねぶたが街を練り歩き、太鼓や笛の音がひびく、あの熱気と活気がすごいです!スズマリさんも、ねぶた祭りには参加したことありますか?

M:残念!ホントは8月に見に行きたかったの!でも、飛行機もホテルも取れなかったよ…だから博物館でねぶた、見てきました。あれこそ、ハルカちゃんの言う「歴史を守るアート」ですよ!

H:それに、参加者や観客が一体となって盛り上がる様子は、まさに青森のエネルギーを感じますよね。あの祭りの中にいると、日常を忘れて全力で楽しめる感じがしますよね。