M:こんにちは、ハルカちゃん。久しぶり。

H:こんにちは、すずまりさん!お久しぶりですね。最近、何かおもしろいことがありましたか?

M:香川県に行ってきたよ。日本で一番ちっこい県!

H:はい、香川県は日本で一番小さな県です。しかし、小さいながらも観光地やおいしい食べ物、伝統文化が詰まっていますよ。何をしてきましたか?

M:あのねえ、栗林(りつりん)公園とか屋島とか行ってきた。実は初めてだったんだよね、香川行ったの。大阪から近いのにさ。

H:栗林公園や屋島は美しいところですよね。香川は讃岐(さぬき)うどんも有名ですよ。食べましたか?

M:もちろん!「香川県はうどん県」って言うけど、ホントにうどん屋多いわ。大阪のたこ焼き屋より多い気がする。

H:そうなんですね!香川のうどんは本場だから、味も格別でしょうね。どこのお店が印象に残りましたか?

M:あのね、セルフのうどん屋さんがおもしろかった!

H:注文やトッピングは自分でできるんですか?どんなシステムなのか詳しく教えてくれると、うれしいです。

M:ハルカちゃん、食べに行く?あのね、自分でうどんゆでて、具をのせて、スープも入れるんだよ。それで500円以下って、安くない?

H:それはおもしろくてお得ですね!どんな具材やスープを選んだんですか?

M:私はうどん一玉に天ぷらのっけた。スープは普通のね。

H:おいしくて早くて安いなら、毎日でも食べられそうですね。

M:うん、ほんと、香川県民はコメの代わりにうどん食べてるよね、あれは。食堂、満員だよ!ハルカちゃん、「年明けうどん」って、聞いたことある?

H:年が明けてから食べる縁起(えんぎ)の良いうどんのことを指しますね。香川でもこの風習が行われているのでしょうか?

M:あのね、むしろ、香川のプロモーションらしいよ。年末にそばが売れるから、新年はうどんだ!って感じ。私が子供のころはなかったね。

H:なるほど、香川のうどん文化は本当に魅力的ですね。

M:ところで、うどんは小麦で作るでしょ?香川は米より麦の栽培が盛んみたいだね。

H:雨が少ない香川の地理的条件は、米の生産には不向きである一方で、小麦やそば、そしてうどん作りには適しているようですね。