M:ハルカちゃん、最近とっても寒いよ。そんなとき、ハルカちゃんなら、どうする?
H:こんにちは、すずまりさん!寒いね。寒い日は温かい飲み物がいいかもしれないね。ココアでも飲んで温まるのはどうかな?あとは外出するときは、温かいコートを着るといいよ。
M:ありがとね。確かに。そこで私は、暖かいコートを着て、ちょっと南に行ってみることにしました。母が愛媛県の松山に住んでるの。
H:愛媛の松山は美しいところだよね。温暖な気候で少しは寒さも緩和されるかもしれないし。何か特別な予定があるの?
M:うん、母は今月で93歳。今年の夏から介護施設で暮らすようになったんだけど、会いに行けてなくてさ。やっと会いに行けたの。
H:そうなんだ。お母さんが93歳なんて素晴らしいですね。介護施設での生活は慣れてきたかな? 何かお母さんと一緒にしたいことはある?
M:ううん、会えて、元気な姿を確認できただけで満足だよ。つい、この間まで、自転車乗ってたって、信じられる?
H:それは驚きだね!93歳で自転車に乗っていたなんて、すごい元気だ。
M:でしょう?私さ、母が元気に暮らせてる理由のひとつに、松山の住みやすさがあると思うんだ。
H:松山は自然も美しく、人々の温かさも感じられる場所だからね。
M:人の温かさは実感してるよ。母はね、70代のときに全く縁のない松山に引っ越して、そして、どんどん、お友達作っていったの。あ、そうそう、俳句の会にも入ってたなあ。
H:松山は俳句が盛んな町として知られているよ。たくさんの俳人がこの地で活動してるよね。
M:今を時めく夏井いつきさんも、愛媛の出身ですね。
H:地元の俳句愛好者たちは、町の特産物や名所を詠んだ俳句を通じて、地域の魅力を広く発信しています。これによって、松山が俳句とともに育む文化的な魅力が強調され、地域振興に寄与しているんだ。
M:ほう。では、一句、何か紹介して。
H:もちろんです、すずまりさん。こちら、松山をイメージした俳句です。
橙の香り 松山の夏 かぜに乗る
この俳句では、松山の夏の雰囲気を感じることができます。橙の香りが漂い、かぜにのって夏の爽やかさが広がっている様子が詠まれています。
M:でもちょっと字あまりだね。これ、誰の俳句?
H:この句は架空の俳句で、具体的な俳人のものではありません。